将来の日本を考える
軍艦島(端島)は、長崎県長崎市(旧西彼杵郡高島町)にある島である。明治時代から昭和時代にかけて海底炭鉱によって栄え、東京以上の人口密度を有していた。しかし、1974年(昭和49年)の閉山にともなって島民が島を離れてからは、無人島である。
1960年(昭和35年)には5,267人が住んでいた。当時の人口密度は世界一であった。
1960年以降は、主要エネルギーの石炭から石油への移行(エネルギー革命)により衰退。
1964年の九片治層坑道の自然発火事件が痛手となり、炭鉱の規模が縮小される。これ以降人口が急速に減少する。しかし端島炭坑は1965年(昭和40年)に三ツ瀬区域の新坑が開発されて一時期に持ち直し、人口は減ったものの機械化・合理化によって生産量も戦時中に迫る水準となったが、その後のエネルギー革命によって石炭から石油へと需要が移り、出炭量と人口が徐々に減少しはじめ、1973年(昭和48年)に操業終了。翌年1月15日に閉山。4月20日に無人化となる。
2001年(平成13年)、島は、三菱マテリアルが所有していたが、高島町(当時)に無償譲渡された。所有権は、2005年(平成17年)に高島町が長崎市に編入されたことに伴い、長崎市に継承された。建物の老朽化、廃墟化のため危険な箇所も多く、島内への立ち入りは長らく禁止されていた。
2005年(平成17年)8月23日、報道関係者限定で特別に上陸が許可され、荒廃が進む島内各所の様子が各メディアで紹介された。
2008年に長崎市で「長崎市端島見学施設条例」と「端島への立ち入りの制限に関する条例」が成立したことで、島の南部に整備された見学通路に限り、2009年(平成21年)4月22日から観光客が上陸・見学できるようになった(条例により、見学施設以外は島内全域が立入禁止)。解禁後の1か月で4,601人が端島に上陸した。その後も、半年間で34,445人、1年間で59,000人、3年間で275,000人。なお、上陸のためには風や波などの安全基準を満たしていることが条件になっており、長崎市は上陸できる日数を年間100日程度と見込んでいる。軍艦島上陸ツアーによる経済波及効果は65億円に上る。
2015年、国際記念物遺跡会議(イコモス)により、軍艦島を構成遺産に含む「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」が世界文化遺産に登録された。
■概要
・緯度 32度48分07秒、経度 132度29分24秒、面積1.3平方キロメートル、周囲6.7km。
・標高252mの龍頭山を中心とした険しい地形の島で、谷川があるが水量は乏しい。
・行政区分は高知県宿毛市沖の島町に属す。
・家々は山の斜面に建ち島内に車の通れる道路はない。そのため自動車は全くない。
・集落は一つで沖の島支所連絡所や漁協がある。
・人口は約27人で高齢化率は実に9割程度を占める。
・休校中の鵜来島小中学校はコミュニティセンターとして活用されている。
・診療所はなく医師が定期的に巡回している。
・磯釣りやマリンスポーツの島として人気を集めている。
・商店の類はなく食品が販売されている店舗はない。島内には飲料の自動販売機が1台のみ存在する。
■歴史
・ 鎌倉〜室町時代頃から人が住み始めるようになったと推測されている。
・藩政時代には伊予宇和島藩に属しており、政治犯などの流刑地にされていた歴史を持つ。
・明治時代に入ると隣接する沖の島・姫島と共に高知県に転入される。
・昭和の太平洋戦争時には四国防衛の要衝として沖の島区域の基地化が進められる。鵜来島には大砲などが整えられ着々と本土決戦の準備が進み昭和20年8月には全島民に強制疎開命令が出る。しかし、直後に終戦となり鵜来島が戦場となることはなかった。現在も基地跡などの遺構が残っている。
■観光
・龍頭山252m。
・太平洋戦争当時の砲台跡や弾薬庫、兵舎跡などが残っている。
■交通
・宿毛市営定期船 宿毛市片島港乗り場より午前7時と午後2時半の一日二便運航。
■目的
人口減少が著しい高知県の中でも特に過疎化が進んでいる「鵜来島」の現況を調査し、地元住民とともに地域振興策を考える
■行程案
9月6日(金)
11:45 成田空港 第3ターミナル 集合
12:45 成田空港発
14:20 高知空港着
移動 レンタカー
15:00 高知県住宅課打ち合わせ
17:00 懇親会
宿泊
9月7日(土)
7:00 ツーリストイン高知発
10:00 漁船 片島港発
11:00 鵜来島到着
昼食
調査(島散策、学校視察)
アクティビティ(船釣り)
※道具・ライフジャケットは全て現地で対応
※2名が16時の渡船に乗船予定
夕食、意見交換、宿泊
9月8日(日)
アクティビティ(磯釣り)
朝食
7:50 定期船 鵜来島発
9:25 片島港着
黒潮町 避難タワー
ゆーいんぐ四万十、昼食(黒潮本陣)、道の駅久礼、桂浜
14:55 高知空港発
16:45 成田空港着
◆「少年よ 大志を抱け!」
1.しかし、金のためでも、自己の権力拡大や 人々が名声と呼んでいるはかないもののためでもない。
2.知識のために、正義のために、そして人々の向上のために大志をいだけ!
3.人として、なすべきことをなすために大志を抱 け!
◆米百俵
「百俵の米も、食えばたちまちなくなるが、 教育 にあてれば明日の一万、百万俵となる」
◆難しいことほどチャレンジ
「難しいこと」、「想定外」にチャレンジする開拓者精神を持て!
いかなる危機においても明るく元気に乗り切る精神を持て!
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